知っておきたいツーバイフォーの特徴
たくさんの住宅が日本にはありますが、日本の住宅の多くは従来工法と呼ばれる建築工法が採用されています。これは間取りが広く大黒柱などがある住宅のことを意味しているわけです。これに対して、戦後海外から入ってきた建築工法の1つにツーバイフォーと呼ばれるものがあります。ツーバイフォーは、建物を建築するときの柱の大きさがすべて同じ住宅のことです。このような住宅にすることで、いくつかのメリットがありますがそのうちの1つは、地震に強いことと言えるかもしれません。日本は、大きな地震が発生する場所として知られています。これは、世界にも類を見ない場所と言っても良いかもしれません。3つのプレートが挟まっていると同時に、環太平洋造山帯の上に日本列島があります。これにより、大きな地震が発生する可能性があるわけです。そこで、このような建築工法を利用した住宅ならば安心して住むことができるでしょう。もう一つの特徴は、リフォームがしにくいことになります。
リフォームといっても、様々な種類がある中で水回りや壁紙あるいは外壁塗装等は特に問題はありませんが間取り変更は難しくなります。間取り変更とは、建物の間取りを変更することで、例えば壁等を打ち破ることを意味しているわけです。壁を作るのは問題ないですが、壁を打ち破ると建物全体のバランスが悪くなり、耐震性が極度に弱くなってしまう可能性もあります。そのため、ある程度制限がかかることを知っておかなければいけません。